吉岡里帆主演ドラマ健康で文化的な最低限度の生活(ケンカツ)の原作あらすじや出演者まとめ

健康で文化的な最低限度の生活の放送日程

2018年7月期 毎週火曜21時~21時54分

「健康で文化的な最低限度の生活」の原作は?

原作は柏木ハルコ小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中の「健康で文化的な最低限度の生活」です。

原作は「このマンガがすごい!2015」のオトコ部門で第10位を獲得した漫画です。「生活保護」のリアルな実態に切り込み、メディアのみならず、現役ケースワーカーや医療、福祉の現場からも高い評価を受ける注目作。徹底した取材とリアリティを追求した描写で、「生活保護」というテーマに潜む奥深い問題点を様々な角度から描き出す。また、著者自らが「問いかけを投げるような作品にしたい」と語る通り、生活保護受給者側も、彼らを支えるケースワーカー側も価値観が多様であり、それゆえに非常にキャラクター性に富み、群像劇としても楽しめる秀作。

既刊6巻ですでに累計50万部を超えるヒットを記録している。

ケンカツのキャスト

義経えみる役・吉岡里帆

 

主人公・義経えみる。新人ケースワーカーで、鈍感な性格。
他人の顔色を読むことが苦手なので、多くの他人と関わるこの仕事に苦手意識がある。

半田明伸役・井浦新

えみるの先輩である半田明伸。ケースワーカーとしての能力が高く、えみるの良き相談相手。
ひょうひょうとしていて掴みどころがないが、時に深刻な表情をする。
的確にえみるをフォローする頼れる先輩。

京極大輝役・田中圭

 

えみるの上司である京極大輝。責任感が強く、受給者やケースワーカーの甘えも許さない。
不正受給を厳しく徴収するなど、信念が強く冷静な性格

阿久沢正男役・遠藤憲一

 

生活保護受給者・阿久沢正男
会社の倒産が原因で借金を背負うことになり、生活保護費の多くを借金返済に充て、体調をくずしてしまう。

義経えみる役吉岡里帆さんのコメント

夏にお届けするドラマなので、暑さに負けないようにパワフルな主人公を作っていけたらなと思います。

えみるは、いい意味で普通の子ですが、その普通さが魅力的だなと思っています。普通に育って、普通に就職した女の子がケースワーカーの仕事を通して、人と真剣に向き合うこと、己のやるべきことに気がついて、少しずつつ心を手繰り寄せながら成長していきます。

優しさや人を思いやる気持ちというのは絶対誰しも持っている感情だと思うので、その気持ちを呼び起こされ成長していく、えみるの姿はきっと見ている方にも伝わってくれるのではないかと思っています。

今まで気づけていなかった事に気づいていく、そういう普遍的な主人公になったらいいなと思います。また、人のために一生懸命になる、ということは私自身の人生においても、テーマとしていることなので、素敵な役を頂けて感謝しています。

ケンカツ第一話のあらすじ

かつて映画監督を目指したが挫折し、安定・平凡を求めて公務員になった義経えみる(吉岡里帆)。これでこの先の人生も安泰だとホッとしたのも束の間、栗橋千奈(川栄李奈)や七条竜一(山田裕貴)ら4人の同期とともに配属されたのは、生活保護受給者を支援する、激務必至の生活課だった…。早速、えみるも先輩ケースワーカーの半田明伸(井浦新)から担当を任されるが、その数なんと110世帯!福祉の知識もなければ人生経験も足りないえみるは、受給者たちの様々な人生模様に触れ、大きな不安と戸惑いの中で、ケースワーカーとしてのキャリアをスタートする。

そんなある日、役所にかかってきた一本の電話が、えみるの運命を大きく左右することになる。えみるの担当受給者である電話の主は、突然「これから死にます」とだけ告げ、電話を切ってしまう。大慌てのえみるにたいして、前任者や親族は、いつものことだからとまともに取り合おうとしない。しかしこれが、新人のえみるにとってはあまりにショックな事件へと発展してしまう。配属早々、厳しい現実を突きつけられたえみるは、自分なりに受給者たちの人生に寄り添っていかなければならないと決意する。

しばらくして、えみるは求職活動中の受給者・阿久沢正男(遠藤憲一)と面談をすることに。阿久沢は、健康上の問題はないのになぜか咳が止まらず、聞けば、一日一食しか食べていないという。えみるから報告を受けた、えみるの上司の京極大輝(田中圭)は、阿久沢のお金の使い道に何か秘密があるのではとにらみ、「すぐに家庭訪問。徹底調査!」と指示を出す。意を決して阿久沢の家を訪ね、調査のために冷蔵庫の中を見せてもらったえみるは、そこであるものを見つけて……!?